PRODUCT

concept

『giraráひらら』 HOSPITALITY ART & GOODIES

giraráはスペイン語で「廻るの未来形、廻るだろう」の意味があります。HOSPITALITYー思いやりーをテーマに、『小さなできる』から始まるブランドづくりで、温かい言葉や思いを贈りあうギフトのめぐりを創造します。思いやりが廻り、慈愛に満ちた世界につながりますように。

『誰かの役に立っている実感』というとても大切な生き甲斐を、無意識に少しずつ奪っている社会が生きづらさをつくっている気がしています。『見知らぬ誰かに応援される喜び、声をかける優しさと勇気のGIVE&GIVE』をテーマにアートやグッズを制作、販売します。つくる人も贈る人も受け取る人も、『世間も捨てたもんじゃないな!』と嬉しくなれる『ホスピタリティアートとグッディーズ』のブランドとそのプラットフォームを作り、世の中から少し距離を感じてしまっている方々に『誰かの役に立っている実感』をお贈りします。

※「ホスピタリティ」の語源はラテン語のhospitālis(お客様の保護)から。「心からのおもてなし」「深い思いやり」という意味で使われ、サービス業のみならず、さまざまな産業で頻繁に使われている言葉です。ホスピタリティアートはC’s CREATIVEオリジナルの言葉です。

story behind

始まりの物語

socios (仲間)

今井瑾郎
/LOG-SP

彫刻家

i 工房
 

福祉事業所

空と海
 

福祉事業所

MARIANA CORTES / PROYECTO NIDO

Juana de Arcoデザイナー

story behind

始まりの物語

5歳のときに父の転勤でアメリカに行きました。1980年代、有色者差別なる空気感もちょっぴり強く、まだ慣れない生活の中で少し違和感と怖さを感じて過ごしていました。そんなある日の、母と一緒にスーパーに行った時です。

突然『Ohhhh !!!! Squeeze youuuuu !!!』と、心からの大きな優しい笑い声と共に知らない大きなアフリカ系アメリカ人のおばちゃまが、ムギューっと抱きしめてくれたのでした。着ていたTシャツ(写真で着ているもの)にデザインされていたサンキストのロゴをみて応えてくれてたのです。デザインのパワー、表現して伝えることの大切さを子どもながらに体感した瞬間でした。この時のサプライズと、喜びと安心感、彼女がくれた温かさと勇気は、今でも忘れられない宝物です。

海外での暮らしで一番好きなのは、知らない人同士でも、すれ違いざまに優しく微笑みながら挨拶する習慣。今でもお散歩の時間は、道ゆく方とご挨拶します。
嫌いなのは、誰かが困ってる時に何もしないこと。気づいた人には責任があると思っています。困ってる人がいると声をかけずにはいられません。

ちょっとしたお節介かもしれないけれど、この瞬間にお互いの顔にほころぶ笑顔と、心がぽかぽかする感覚を大事に生きています。
そして、こうしたやりとりは人の心を幸せにする特別な力があると信じています。
アメリカで私を癒してくれたおばちゃまからの贈り物を恩送りすべく、また、多くの方がハッピーな感覚でつながる瞬間を増やして行きたく、日々走っています。

思いやりが廻り、慈愛に満ちた世界につながりますように。

C’s CREATIVE
代表取締役 大坪祐三子